昨今、取り沙汰されております、次亜塩素酸水につきまして、弊社見解を述べさせていただきました。

以下、ご覧くださいますようお願い申し上げます。

お客様各位

次亜塩素酸水に関する報道についての弊社見解

拝啓

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

 この度の独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)及び経済産業省、各社報道機関より発表、報道がございました「次亜塩素酸水」につきまして、弊社の見解及び方針を以下の通り定めましたのでご案内申し上げます。

敬具

・次亜塩素酸水について

 弊社で販売している電解型次亜塩素酸水生成器から生成される「次亜塩素酸水」は「電解型次亜塩素酸水」(6月5日更新のファクトシートより)と呼ばれ、塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液です。人の健康を害する恐れがないと理由で、厚生労働省より、平成14年9月に食品添加物に指定されており、使用基準及び成分規格が定められています。(※資料1)

・「電解型次亜塩素酸水」の有効性、安全性について

 「電解型次亜塩素酸水」の新型コロナウィルスに対しての有効性は確認されていないとなっております。

https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005.html

(経済産業省HPより抜粋)

しかしながら、北海道大学玉城名誉教授と北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターが、NITEの中間報告対象と同じ条件下での第二弾の試験結果を発表しました。次亜塩素酸水(PH5.5、40ppm)の新型コロナウィルスが30秒で不活化されたという発表でした。

また、メーカーの依頼により、各検査機関に様々な試験を依頼し、安全であることを確認しております。

    項 目       結  果
急性経口投与毒性試験    (B945(562-001)) ラットに40ml/kg経口投与したが、異常所見は見られなかった。(※資料2)
皮膚一次刺激性試

 (B946(562-002))           

ウサギの皮膚に、水に浸したリント布を4時間貼付し、72時間観察したが、異常は見られなかった。  (※資料3)
眼一次刺激性試験

 (B47(562-003))

ウサギの右目の結膜嚢内に投与して、72時間観察したが、角膜、虹彩、結膜等に変化は見られなかった。  (※資料4)
反復投与毒性試験

(B948(562-004))

ラットに28日間自由摂取させ生態への影響を確認した。投与期間中の異常所見及び、投与終了後の臨床検査と病理学検査において、異常は見られなかった。  (※資料5)
急性吸入毒性試験

(T12-0842-1)    

ラットに、1時間被験物質を吸入にて曝露させ、薬理活性及び薬物毒性について、14日間観察したが、連邦有害性物質(16CFR1500.3)に従い、当被験物質はラットに対する吸入毒性物質ではない。(※資料6)
空間噴霧による

浮遊菌除菌効果試験

(第SPE12229-2R号)

酸性電解水は、塩素濃度10ppm相当以上の濃度で浮遊細菌(表皮ぶどう球菌)を除去する効果があることは明らかである。(※資料7)

・空間除菌、空間噴霧について

 空間除菌、空間噴霧につきましては、約10年程前から、全国の福祉施設、幼稚園・保育園、飲食店、食品工場、フィットネスクラブ、美容室、オフィスなど様々な業態で「電解型次亜塩素酸水」の空間噴霧を行ってきました。これまでに空間噴霧による健康被害に関する報告はありません。

今回、多くの誤解をもたらしている件に関しまして、弊社で販売する「電解型次亜塩素酸水」生成器で生成される「電解型次亜塩素酸水」ではなく、次亜塩素酸ナトリウムに酸を混和するなど、電気分解以外の方法でも、「次亜塩素酸を主成分とする酸性の水溶液」を製造することができる「非電解型次亜塩素酸水」や、「次亜塩素酸ナトリウム液」を加湿器に入れて空間噴霧するなどの事故が起きているということが問題視されております。こちらも多くの企業様が箱売りやスプレーボトルなどで販売しております。確かに多くの販売企業様が確かなエビデンスを取られて販売しておりますが、一部、便乗商法とも取られる企業が「非電解型次亜塩素酸水」を販売し、事故につながっている恐れがあります。

http://www.jikojoho.go.jp/ai_national/

(事故情報データバンクシステムHPより、検索窓より次亜塩素酸水と検索してください。ほぼ2020年になってからの事故報告で、「非電解型次亜塩素酸水」での事故と思われます。)

※尚、厚生労働省は次亜塩素酸ナトリウムと塩酸などを混和して販売することは認めておりません。(※資料8)

・まとめ

 以上のことから、弊社では、今までの実績や「電解型次亜塩素酸水」の安全性のデータを元に、弊社から販売された電解型次亜塩素酸水生成器にて生成される「電解型次亜塩素酸水」の空間噴霧は安心して使えるものだと考えております。しかしながら、多くのエビデンスを獲得するためには莫大な時間が必要になります。今現在、100%安全とは言い切れないことも事実ではありますので、空間噴霧に関しましては、自己責任においての使用としてください。

また、空間噴霧以外の用途で使用する場合は、今まで通りご使用いただいて、問題ないと判断します。

※この見解は、弊社から販売された「電解型次亜塩素酸水」についてのものです。

他社製品(次亜塩素酸ナトリウム含む)に関しましての見解を示したものではございませんのでご了承ください。

※また、資料に関しましては、必要な方にはメールで差し上げます。

お名前、会社名、電話番号、などを記入して、お問合せください。

お問い合わせ

Prostyle株式会社

代表取締役 飯田 栄

以上